機械翻訳はインターネットが誕生する前から、暗号技術をベースにして開発されてきましたが、日本語はヨーロッパ系言語はもちろんこと中国語とも文法体系が大きく異なるため、なかなか精度の高いシステムは開発されませんでした。しかしコンピュータ技術の発達とともに大量のデータ処理が可能となり、日本語の機械翻訳技術も日増しにレベルアップし、現在では以前のように何がなんだかわからない「意味不明」の訳文がアウトプットされることはなくなり、ある程度内容のわかる結果が得られるようになってきています。
とはいうものの、それなりに高精度で実用性のある機械翻訳エンジンを、個々の企業や機関が導入するのはコスト面はもちろんのこと管理技術面でもかなり無理があります。

大量の翻訳が必要な特許分野に話を移すと、ありがたいことに機械翻訳のアウトプットを無料で得る方法があります。
それは特許庁が今年新たに公開した特許データベースです。外国特許を機械翻訳で和訳し、ネット上のプラットフォームで無料で提供しているもので、膨大な量の訳文が公開されています。ただし残念ながら、その訳文を読んでもよく分かるというレベルのものではなく、大体どんな内容かが分かる程度のものです。それはそれでよいのですが、内容把握のためには、あらためて専門業者に翻訳を依頼するしかなく、その場合、従来の料金体系で大量の翻訳を依頼すると非常にコストがかかります。
このような問題を解決するため、当社では公開された訳文をベースに、専門の日本人訳者チームによりポストエディットをおこない、機械翻訳による間違いを修正し、かつ読みやすい訳文にしあげる業務体制を築きました。
当社ではこれを3T業務(T大量、T短期、T低価)と呼び、企業様、機関様からのご依頼に対応しています。みなさまからのお問い合わせをお待ちしております。